深部温の生活習慣
─「温める」よりも「冷やさない」身体を育てる
深部体温は、体質改善の“心臓部”です。
深部が温かいと巡りが生まれ、
代謝が動き、むくみが取れ、心が整います。
けれど、日常生活には
深部温を quietly(しずかに)奪ってしまう要因が
いくつも潜んでいます。
だからこそ大切なのは、
特別なことをするより、冷やさない生活をつくること。
深部温は “守る” だけで、確実に育っていきます。
① 深い呼吸を取り戻す
── 横隔膜は「内側を温めるストーブ」
呼吸は深部温のスイッチです。
胸だけの浅い呼吸では、身体は温まりません。
- 息をゆっくり吐く
- 下腹がふわっと動く
- 背中に空気が入るイメージ
横隔膜が上下に動くたびに、
内臓がほぐれ、血管がひらき、
内側から温まる回路が動き始めます。
1日3回、10秒だけで十分。
深部温が落ちにくい身体を育てます。
② “冷える姿勢”を知る
── 背中が丸いだけで深部温は低下する
猫背・巻き肩・骨盤の後傾は、
内臓を圧迫し、筋膜を固め、呼吸を浅くします。
これは 深部を冷やす典型的な姿勢。
- みぞおちを軽く引き上げる
- 肋骨を締めずに「ふわっと」
- 首を詰めずに長く
姿勢が整うと、
背中の血流が回復し、
深部温を保ちやすい身体に変わります。
③ 深部を冷やす食べ方をやめる
── 何を食べるかより“どう食べるか”
深部温は食べ物の種類よりも
食べ方の習慣に影響されます。
- 早食い
- 遅い時間の食事
- 咀嚼不足
- 冷たい飲み物の習慣
これらはすべて内臓に負担をかけ、
深部を冷やし、巡りを停めます。
特別な健康食よりも、
「よく噛む」「温かい食事」「22時より前」
この3つだけで深部温は安定します。
④ 足首・お腹を冷やさない
── 冷えの入口は“末端”ではなく“中心”
手足が冷えるからといって、
手足だけ温めても深部は温まりません。
実際に守るべきは──
- 下腹(腸・子宮のエリア)
- 足首(血管の切り替え地点)
- 仙骨(自律神経の要)
ここが冷えると、
内臓の温度が下がり、深部温が奪われます。
カイロや腹巻きよりも大切なのは、
冷やさない生活の選択です。
⑤ 睡眠で深部温を“回復”させる
── 夜の温度リズムが翌日の代謝を決める
夜、深部体温は少し下がり、
眠りに入る準備をします。
このリズムがうまく働くと、
睡眠中に身体は深く回復し、翌日に向けて温まります。
- 寝る前のスマホをやめる
- 湯船で副交感神経をオンにする
- ぬるめの温度でリラックス
睡眠は、
深部温の“回復時間”。
ここが整うと、翌日は自然と巡りやすくなります。
⑥ 深部温が整うと、身体は驚くほど変わる
深部温を保てる身体は──
- むくみにくい
- 冷えにくい
- 疲れにくい
- 眠りが深い
- 脂肪が落ちやすい
- 気持ちが安定
これは努力ではなく、
深部が整った身体の自然な姿。
深部温とは、あなたの身体が
“本来の働き方に戻っているサイン”です。
守るだけで変わる。
冷やさないだけで整う。
このシンプルさこそ、
体質改善の真実です。


