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【解決】花粉症に絶大な効果を発揮するハーブ6選!

日本人の約2人に1人の割合で発症していると言われている「花粉症」

花粉症の症状を引き起こす植物としては、スギやヒノキ、イネ、ブタクサあたりが有名ですよね。症状がひどくなるのは一般的に2月から5月。

今年は花粉症の症状が強くでると予想されています。

最近では年がら年中、何らかの花粉症を引き起こす花粉が舞っていることから、最近では通年病とも呼ばれています。

また、人によって個体差はあるものの、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、皮膚の赤みや湿疹が主な症状となります。

日常生活に大きな支障を生む花粉症ですが、では一体どうすれば改善するのでしょうか。

今回は、「花粉症に絶大な効果を発揮するハーブ」をご紹介します。

〇こんな方にオススメ

・現在進行形で花粉症に悩まされている方

・薬で改善するのではなく、オーガニック素材で改善したい方

〇この記事を読んで分かること

・花粉症の原因

・花粉症に絶大な効果を発揮するハーブ

・それぞれの症状に合ったハーブ

■花粉症の原因

花粉症の原因は何か?と聞かれたら、

花粉の種類を答えるのではないでしょうか。

しかし実は花粉症の原因は植物が持つ花粉ではないのです!

では、原因はなにかと言うと、ずばり!この4つ!

  • 身体が冷えている
  • ストレスを抱えている・感じている
  • 小麦、砂糖の摂取が多い
  • 化学物質の存在

一つずつ解説していきます。

まず①の「身体が冷えている」ですが、身体が冷えることにより、花粉症などのアレルギー反応が強く表れることがあります。

また、冷え自体は身体の血液循環が悪くなることで悪化します。

血液循環が悪くなる原因としては、冷たいものの摂りすぎや運動の不足、シャワーのみの生活などが上げられます。

冷えは万病の元、代謝も免疫力も低下します。異物が粘膜などに付着しても押し出すチカラが弱くなり異物を排出するチカラも弱い。

わたくしがサロンを始めたころも体温が34度や35度の方が多くて驚いたものです。

次に②の「ストレスを抱えている・感じている」ですが、精神的にストレスを抱えていることにより体内の自律神経が乱れ、免疫などのバランスを崩してしまいます。

ストレスによって交感神経が優位になり同時に免疫力が低下します。免疫力は高ければ良いものではなく調和していることが重要です。

免疫のバランスが崩れて交換神経が優位な方には、花粉症の症状も出やすくなるのです。

そして③の「小麦、砂糖の摂取が多い」ですが、花粉症は食事の影響が大変大きいのです。

昔は花粉症患者やがん患者は少なかったのですが、現代で患者が多いのは食生活が大きく変化してきたためです。お年をめした方に花粉症が少ないのも、昔はパンやお菓子などの食べ物をとる人は少なく日本の伝統的な煮物やおひたしなどが多かったからではないかと言われています。

特に花粉症には小麦と砂糖が悪影響を与えています。

砂糖を多く摂取すると、身体は酸化します。とくに炭水化物と同時に摂ることで糖化という、より細胞を傷つける反応がおきます。

つまり炎症を起こします。炎症が常時起こっている体内では小さなアレルゲンにも激しく反応してアレルギーを起こしてまうのです。

また小麦を多く摂取すると、小麦に含まれる「グルテン」というタンパク質の一種が腸内に炎症を起こし、結果、腸の粘膜を弱らせてしまうことでアレルギー反応を引き起こします。

最後に➃の化学物質については、花粉だけ吸いこんだ場合に比べて排気ガスも同時に吸い込んだ場合の方が激しく発症したという研究データがあります。中国から飛散してくる黄砂にも化学物質がたくさん含まれていることが知られています。

一旦細胞のレセプターにアレルゲンがぴったりとはまると、そこから毎年、発症します。始まりはいつも突然です(泣)

以上の①~④が花粉症を引き起こす原因であり、改善しないことには花粉症に常に悩まされることでしょう。しかし花粉症から卒業することは可能です。

花粉症を改善していくために一番初めにすべき事としては「腸内環境を整えること」

これができれば短期間で花粉症から卒業することができます。

これ!実はノーブルは得意です。

では、次に花粉症に効果的なハーブについてご紹介します。

■花粉症に効くハーブ

花粉症全般に効くハーブ、のどの痛みなど花粉症に付随する特定の悩みに効果的なハーブについてご説明します。

〇花粉症全般に効くハーブ

先ほどもお伝えしましたが、花粉症の改善に効果的なことは、「腸内環境を整える」ことです。

腸内環境が整うと、免疫機能を整える「酪酸菌(らくさんきん)」が腸内に増え、それに伴い炎症やアレルギーを抑制する「Tレグ細胞」も増加します。

その結果、Tレグ細胞の働きにより花粉症が改善されるというわけです。

ハーブについても、腸内にアプローチできる効能を持つハーブがブレンドで必要不可欠となってきます。

  • ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミールはリラックス効果があるハーブであるとともに、胃腸の調子を整える働きも持っています。

そのため、ストレス性の胃痛や、下痢などの症状がある方にとっては大変効果的です。

また、胃腸を整えられることで身体が温まり、冷えの改善にもなります。

ジャーマンカモミールのハーブティーは、ほのかに甘酸っぱいりんごの香りが広がり、味はとてもやさしい味となっており子どもでも飲みやすいハーブです。

  • ネトル

ネトルは多くの栄養素を豊富に含んでいることから、「ミネラルの宝庫」といわれているハーブです。

血液を清浄する効果があるため、体内にある老廃物の排泄を促進することで血液を綺麗にします。

抗アレルギー作用は昔から知られていてドイツ医療では花粉症にももちろん効果的ですが、ぜんそくの治療にも利用されています。

鉄分が豊富なため鉄臭いと感じる方もいるかもしれません。

  • カレンデュラ

皮膚や粘膜の損傷を修復し、保護する働きがあるため「皮膚のガードマン」と呼ばれているハーブです。炎症と言えばカレンデュラです。

炎症を抑える効果が高いため、花粉症に伴った目のかゆみなどの症状を抑えることもできます。お顔に出てしまったアレルギーにも使います。ただ、キク科アレルギーの人は使えません。要注意!

カレンデュラのハーブは、ほのかに甘い香りがし、味はスパイシーな味がします。オレンジ色の美しいハーブです。

他の症状に効果的なハーブと一緒にブレンドすると良いでしょう。

〇特定の悩みに効果的なハーブ

次に花粉症の症状である、目のかゆみや、鼻づまり、のどの痛みなどの特定の悩みに効果的なハーブをご紹介します。

  • アイブライト

目に良いハーブとして知られていることから「輝く目」のアイブライトとして名前が付けられました。

花粉症などのアレルギーから発生するする目のかゆみや、鼻水などの症状を緩和する効果があります。

目のかゆみが激しい場合は、アイブライトのハーブティーを飲むようにしましょう。

あるいは抽出液で目を洗うこともできます。

また、目の疲れも改善することから、最近リモートワークでパソコンを見過ぎて目が疲れたり目が充血している人はアイブライトがおすすめです。

アイブライトのハーブティーは、干し草みたいな香りが特徴的で、味はやや苦味があるため他のハーブティーとブレンドすることで飲みやすくなります。

  • ユーカリ

ユーカリという名前は、コアラの主食で聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。

ユーカリは花粉症や風邪の症状で代表格である鼻づまりを改善することができ、鼻づまりにより発生するのどの炎症などからも防止することができます。

また、花粉症の対策として、ユーカリのハーブティーでうがいをすると良いですね。

鼻水がつらい時はハーブティーだけではなく、ユーカリグロブロスのアロマを吸引すると良いでしょう。

幼児やお年寄りには、ユーカリラディアタというアロマをディフューザーし芳香浴。

就寝の際はアロマオイルをティッシュに1滴たらして枕元に置く。

他にも、オイルに希釈して胸元、喉、鼻の下に塗るのも効果的です。

ただし目の近くには付かないように気を付けましょう。目が開けられなくなりますからね。

ユーカリのハーブティーは、葉っぱや草のような爽快感のある香りで、樟脳のようなすっきりとした味わいがあります。

もっと飲みやすくする場合は、はちみつを少量入れると良いでしょう。

  • マロウ

マロウは粘膜の保護作用に優れています。喉や鼻の粘膜を保護するため、喉をよく使う人におすすめです。「美声のハーブ」と呼ばれる所以です。

アントシアニンが豊富で炎症を抑制してくれます。

また「夜明けのティザーヌ」と呼ばれるわけは、マロウのティにレモンを数滴おとすと美しいブルーから鮮やかなピンクに色が変わるからです。美しいハーブティになります。

シングルよりもブレンドティがお勧めです。

■まとめ

今回は花粉症に効果的なハーブを6つご紹介しました。

前提として、花粉症は花粉の種類が原因ではなく、「身体が冷えている」「ストレスを抱えている・感じている」「小麦、砂糖の摂取が多い」「化学物質の多いライフスタイル」が大きな原因です。

冷えは花粉症の大敵ということで、冷えを改善するためにも炎症体質を改善するためにも腸内環境を整えていく必要があります。

そのため、花粉症を改善するためのハーブティーには腸内環境や冷えに効果的なハーブをブレンドすることが大切です。そして腸内環境を乱してしまう砂糖や小麦、添加物の配合された食材、ファストフードを避けましょう。

また、花粉症に伴った症状の改善に効果的なハーブもピックアップし紹介しました。

〇花粉症全般に効くハーブ

  • ジャーマンカモミール(冷え、腸内環境の改善)
  • ネトル(血液の清浄)
  • カレンデュラ(炎症を抑える)

〇特定の悩みに効果的なハーブ

  • アイブライト(目のかゆみを改善)
  • ユーカリ(鼻づまりの改善)
  • マロウ(粘膜の保護)

それぞれハーブティーで飲むことが一般的ではありますが、呼吸器の症状がひどい場合などについてはアロマオイルも使いましょう。

また、ハーブティーは飲んでも2時間しか体内にないため、一口づつちょこちょこ飲みがおすすめです。

継続して飲むことで体質が変わり、花粉症の症状が出づらくなります。

これからも増えてくる花粉ですが、今回紹介したハーブを飲んで、対策していきましょう!

結論!花粉症は花粉が悪いわけではない!

ハーブティで炎症体質を改善しましょう!

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