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【徹底解説】シングルハーブとブレンドハーブの効果の違い!

ハーブを嗜(たしな)む日常的な方法として、

サラダに入れて食べたり、ハーブティーを飲んだりする方が多いと思います。

ハーブティーの中にも、

ハーブが一種類のみ入っているシングルと、

ハーブが複数種類入っているブレンドがあります。

「ハーブが一種類しか入っていないと効果が薄そう」

「ハーブが複数種類入っていると味がばらつきそう」

こういった不安がありそうですね…

では、シングルとブレンドでは一体どう違うのでしょうか?

この記事では、シングルとブレンドの効果の違いや、

それぞれのメリットについてお話していきます。

また、今回は分かりやすくハーブティーで説明していきますね。

■シングルハーブは不調に直接アプローチ

ハーブの種類は万を超えるとまで言われています。

また、それぞれのハーブで色、味、匂い、効能まで同じものは一つもありません。

その数あるハーブの中から、

一種類を選んで淹れたものをシングルハーブティーと言います。

シングルハーブティーの主な効果としては、

不調に直接アプローチすることが可能です。

例えば、あなたは片頭痛に悩まされていて、

痛みを抑えたいとしましょう。

その際はフィーバーフューというハーブが効果的です。

フィーバーフューは、

頭痛以外にも、あらゆる痛みを和らげてくれる優れものとなっています。

そのため、フィーバーフューが入ったハーブティーを飲むことで、

片頭痛の痛みが和らいでいくことでしょう。

こういったように痛みが出たら痛みを和らげる、

対症療法のような働きをするのがシングルハーブティーです。

また、飲むだけではハーブの効果が物足りなかった場合は、

アロマとして嗅いだり、塗ったりすることで

精神面にも効果的に働きかけることができます。

実は、ハーブから抽出した精油がアロマなのです。

痛みがひどい場合にオススメのアロマは、

ペパーミントというハーブ。

軽い麻酔作用があるため、

痛みを和らげることができます。

■ブレンドハーブは原因に対して総合アプローチ

一種類で淹れたシングルハーブティーに対し、

ブレンドハーブティーは複数種類のハーブをブレンドしたもの。

ブレンドハーブティーの主な効果としては、

不調の原因へ総合的にアプローチすることが可能です。

片頭痛を例に挙げると、

片頭痛は脳の血管が一気に拡張することで発生します。

そうなってしまう主な原因としては、

疲労や寝不足などによるストレスです。

そのため原因を解決するための要素として、

血流を良くし、リラックス効果を身体に与える必要があります。

片頭痛で言うと、フィーバーフュー、カモミール、

レモンバームのハーブをそれぞれブレンドして飲むのがオススメ!

フィーバーフューは先ほど説明した通り、

痛みを緩和してくれる効果があります。

カモミールは鎮痛作用もありますが、

ストレスを軽減してくれるリラックス効果も持ち合わせています。

カモミール以外では、ラベンダーやオレンジフラワーでも代用可能です。

レモンバームは、

脳の血流を良くするハーブの代表例です。

このように、痛みを抑える効果だけでなく、

なぜ片頭痛が起きているのかの原因に追究しアプローチできるのが

ブレンドハーブティーの特徴といえるでしょう。

正直、シングルハーブティーよりもブレンドハーブティーの方が

美味しく飲むことができます。

長く健康を維持するためには、

頻繁に習慣的にブレンドハーブティーを飲む必要があります。

そうなると、毎回美味しく飲んで楽しめるというのは

とても大事なポイントになるのではないでしょうか。

また、ブレンドについてですが、

ブレンドは奥深くスキルが必要となります。

しかし、はじめはそれぞれのハーブを約15~20gで

ブレンドすると良いでしょう。

■ブレンドハーブがオススメ

シングルハーブティーと、ブレンドハーブティーだと、

結論、ブレンドハーブティーが断然オススメです!

理由について解説していきます。

改めて整理すると、

シングルハーブティーは対症療法のような働き、

ブレンドハーブティーは原因を追究してアプローチ。

一見、シングルハーブティーの方が効果的で良さそうに思えます。

しかし、対症療法になるため、

一時的に痛みが改善されたとしても

また日数が経てば片頭痛による痛みが襲ってくることでしょう。

一方で、ブレンドハーブティーの方は原因追究であるため、

片頭痛が起きる原因を改善していきます。

そのため、一気に症状が出なくなるということはありませんが、

少しずつ症状を軽くさせ、最終的には症状が出なくなります。

今までストレスや血流に問題があったのであれば、

その問題を解決してあげれば症状が表れるはずがありませんよね。

そのため、一時的な痛み改善を行うシングルハーブティーよりも、

長期的に体質を改善させるブレンドハーブティーを私たちはオススメします。

■自分に合ったブレンドハーブを知ろう

症状は同じでも、

人それぞれ体質も違いますし、味好みも変わってきます。

だからこそ、自分に合ったブレンドハーブを知ることが重要です。

お客様個人のためのブレンドを作る際、

私たちはお客さまへ症状だけでなく、

体質や嗜好などもヒアリングさせて頂いております。

そこまで知らないと、

お客さま一人ひとりに合ったブレンドハーブを作ることができませんし、

お客さまにとっても自分に合ってると感じてもらえません。

そのためブレンドハーブを作る際は、

まず自分と向き合う・自分を知る作業が大切になってきます。

ここで注意点です!

何でもブレンドすれば良いっていう訳ではありません。

片頭痛を解決したいのであれば、

片頭痛解決のためのブレンドハーブティーをブレンドします。

片頭痛も解決したいし、肩こりも、皮膚炎も…

などといった様々な症状へアプローチしてしまうと

それぞれのハーブの効果も薄れてしまい

総合ビタミン剤的なブレンドになってしまいます。

解決したい症状は必ず一個に絞った上で、

あらゆる方向から問題解決するための

ハーブティーをブレンドするようにしましょう。

■ブレンドハーブで自分の健康と家族の健康を守る

ハーブを自分の手でブレンドすることができるようになれば、

自分だけでなく大切な家族や友人の健康も守ることができます。

大切な人には元気に長生きして欲しいですよね。

また、日々の体調にも合わせてブレンドすることができるため、

ハーブにより自分で体調をコントロールすることが可能なのです。

「今日は目が疲れているなー」と思えば、

眼精疲労に効果が期待できるハーブをブレンドしてみたり、様々な体調に応じて

温かいブレンドハーブティーを楽しみながらご自身を大切にできます。

※ちなみに眼精疲労改善は、アイブライト、カレンデュラ、ハイビスカス、

マロー、バタフライピーのハーブブレンド。

痛みや症状が出たら毎回医者にかかるのではなく、

自宅でもできる健康を守る方法としてハーブブレンドはオススメなのです。

予防医学の観点と化学的な知識も身についていくと、

より効果的なブレンドができることでしょう。

ご自身で美と健康をケアできる人が増えれば、

不調に悩む人達を減らすことができると考え、

長年蓄積してきた知識を皆さまにお伝えするため、

ハーブを使ったセルフケアスキルの講座も開催しています。

臨床から導き出したハーブやアロマを使った施術や、専門知識なども好評いただいており、共感する仲間と共に日本の健康大国への道を進んでおります。

気になる方はお気軽にお問合せください。

詳細は以下からご覧いただけます。

自分自身の健康を守りつつ、

大切な人たちの健康も守っていきましょう!

まとめ:ブレンドハーブにより健康を守る

今回、シングルハーブとブレンドハーブの効果の違いなどを

お伝えさせていただきました。

シングルハーブでは一時的な痛みは改善できるものの、

症状自体が改善される訳ではありません。

そもそも対症療法的な思考ではないかと考えております。

一方で、ブレンドハーブは症状が出る原因に対してアプローチするため、

ハーブティーなどを飲み続けていると、

症状自体が出にくくなる・あるいは出なくなります。

私たちは予防医学の観点から、

お客さまに合ったハーブをブレンドすることで症状の改善を行っています。

ブレンドスキルは誰しも身に付けることができる技術であるため、

技術を身につけ、自分の身体だけでなく、

大切な家族や友人の健康も守っていけると良いですよね。

日常的に楽しく健康を維持していけるブレンドハーブをライフスタイルに取り入れて、

人生をより豊かにしていきましょう。

ハーブ免疫療法師がお伝えしました。

今日も皆さまに、素敵な出来事がたくさんたくさん訪れますように。

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