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【リンパとは③】なぜリンパを流すのか?

リンパは自力で流れない

前回のブログでは、リンパ液を循環させることで美しい細胞が育つとご説明させていただきました。ではリンパはどのように流れているのでしょうか?

血液は心臓のポンプの力によって一本の管の中を自力で循環しています。

しかしリンパ液が通るリンパ菅は静脈に沿ってはいますが、血管のように一本の管になっているのではなく、身体中に管が張り巡らされている状態です。心臓のポンプのように流してくれる器官もありません。

じつはリンパ液は運動による筋肉の収縮や動脈の拍動などによって徐々に流れるので、常に一定に流れているわけではないのです。

リンパが滞ると『むくみ』や『疲れ』、『セルライト』もできやすくなります。

高齢者は筋肉量が低下し、運動量も減る人が多いので、循環が悪く、むくんでいる方が多いです。

デスクワークや逆に立ち仕事の人も、夕方には多くの人がむくみます。

薬の副作用もあります。寝たきりの人も、外科手術後も、ホルモンの影響を受けやすい女性は生理の時にむくんでしまうことが多いのです。じつは痩せている人も、外見は太って見えなくてもむくみを持っている人は多いです。ベジタリアンにもむくんでいる人が多くいます。

老廃物や毒素が流れず、汚れた体液が細胞内外に滞り、顔色が悪く免疫力も低下して病気にもなりやすくなります。

現代社会を生きていると、身体によくないとわかっていても、それを完全に避けることは不可能です。睡眠不足、ストレス、忙しい日の昼食をコンビニのお弁当にする、運動不足。。

また、職業としてスポーツをされている方々も運動しているから大丈夫!というのも大きな間違いです。疲労物質や不要な代謝産物を取り去り、筋肉の緊張を和らげ、体液のバランスを整えるためにもケアは必要です。

積極的にリンパ液や組織間液を流してあげると血流がよくなり、体循環が促進されて、体液が健康な状態に導かれます。

・リンパの免疫機能を活性させる

身体に有害な病原菌や、血球や細胞のかけらなどの老廃物を回収することも大切な仕事です。有害な毒素などを回収したリンパ液は、全身に張り巡らされたリンパ管のあちこちにあるリンパ節によって毒素が濾過されます。リンパ節の中にはリンパ球という白血球の一種が待ち受けており、病原菌と闘ってくれるのです。リンパ節の中の争いが激しくなると、だんだんリンパ節が大きく肥大していきます。首に「グリグリ」(顎リンパ節)ができた方もいらっしゃるでしょう。グリグリができるのは、リンパ節の中で風邪の菌とリンパ球が激しく闘っているからです。

リンパドレナージュをすることによってリンパ節にあるリンパ球が活性し身体中に循環します。リンパ節に入る前は約100個だったリンパ球は、リンパ節を出る時には5000~10000個くらいに増えている。つまり免疫力が向上するのです。

そして浄化されたリンパ液は、再び貴重な血しょうになります。

健康なリンパ液の流れは、新たなリンパ管の形成を助けることや、循環機能および免疫機能にとって重要な役割を果たすこともわかっています。

今回はリンパを流すことの重要性についてご説明させていただきました。次回はリンパについての近年の研究結果と私たちのミッションについて書いていきます。どうぞお楽しみに♪